雷
午前4時半、愛犬のシェパードがキュンキュン鳴く声が聞こえる。
風邪をこじらしていて、子供たちにうつすといけないので、用心して別の部屋で寝ていたが、部屋からでて夜は家の中のケージに寝るトトに声をかける。
すると、一時は収まったが、また泣き始める。
理由は、雷。
もう一匹の愛犬、ゴールデンレトリーバーのハナは全く怖がることもなく熟睡。
雷と言っても、近くのものではない。
ある程度離れていて、やんわりとしたゴロゴロなのに。彼には嫌な音なのだろう。
トトに声をかけたあと、再び部屋へ寝に戻ると、今度は娘のなく声がする。
「パパ~(泣)、バぁパぁ~(泣泣)」
すかさず、みんなが寝る部屋へ行き、娘を抱きかかえる。
すると、娘は泣き止み、私の左肩に頬をのせて、また眠りにつく。
息子の場合は、小さいころから、一度寝るとよっぽどのことがない限り、起きることはなかった。なので、正直、一旦寝かせてしまえば、そのあとは、自分の時間があった。
娘に至っては、寝つきが悪く、また寝た後でも、眠りが浅いので物音一つで起きてしままう。そばに、私の気配がなければ、呼び出しをくらう。
今のところどうにか寝てくれている。
今の時間は午前5時。今日は日曜だが、天気はよろしくない。
さあ、どこに遊びに連れて行こうかな。