息子からの手紙
先日、39歳の誕生日を迎えた。この年になると誕生日には全く興味はない。でも、子供たちにとっては楽しいイベントのようだ。
その日はみんなで焼き肉を食べに行った。一番張り切っていたのは肉好きの息子。
私はというと、娘がまだ小さいので、周りの人の迷惑にならないように結構気をつかう。結果、食事に集中できない。味もよくわからない時もある。
でも、子供たちが喜んでくれれば私は構わない。
食事を終え、帰宅。家には大きな四肢たちがおなかを空かせてまっていた。まずは、彼らを外に出すことが先決。その際、2歳の娘は、私にコアラ。なので右手のみで全てをこなす。
(因みに、外出の際は家の中でお留守番。詳しくはまた別の機会に説明したい。)
犬出しを終えると、息子が恥ずかしそうに私を呼ぶ。
すると、誕生日に何も買ってあげられないから、手紙を書いたとのこと。
私を座らせて、目の前で手紙を読んでくれた。
私が外にいる間に、急いで書いたようだ。娘のお絵描きした紙の裏を使って書いた手紙。10歳という多感な時期に入ってくる年齢で、自分の気持ちを伝えてくれたことに感動した。
その年ごろの私はくそガキだったのに、なんていい子に育ってくれているんだろう。
幸せな父親であるとつくづく思う。